下半身にかく汗、気持ち悪いですよね。
特に夏の暑い時期に座りっぱなしでいるとビニール張りの椅子だと水滴ができることも。
ズボンやスカートが張り付いたり、パンツの中がびしょ濡れになって気持ちが悪いという経験もあるかと思います。
今回はそんな股・太もも・お尻の汗対策に焦点を当てました。
まずはこの部分に多く汗をかく原因をまとめます。
目次
椅子に座っている時、太ももと椅子の間は湿度急上昇
人の体は常に水分を蒸散しています。
これを「不感蒸泄」と呼び、「あ、汗だ」と認識しない汗や、呼吸で失われる水分の総称です。
量としては15ml/kg/日と言われています。
体重50kgの人なら15ml×50kg=750ml/日。
さらに体温が1度上がる毎に15%、気温が30度以上から1度上がる毎に15~20%上昇します。
股間~お尻~太もも周囲は衣類が重なり、不感蒸泄された汗の逃げ場がなくムレやすい環境です。
椅子に座ると、さらに湿気の逃げ場はなくなります。
このように様々な条件が重なり、「暑い・緊張した」などの発汗要因がなくとも股間周囲は汗ムレが起こりやすくなっています。
長時間座った後の衣類・下着の張り付き、なんとかしたい!
長時間、椅子に座っていると衣類が汗でべったり張り付くことがあります。
これに緊張などが加わると、汗の量は増え時には椅子にも汗染みができることも。
なんとかしたいですよね。
以下は具体的な汗対策です。ぜひ参考にしてみてください。
シルク・綿素材の下着をセレクト
吸汗性と蒸散性の高い下着は、汗をかいたらさっと吸汗し、すぐに蒸発させてくれるので、ムレにくくなります。
太ももへの張り付きを避けたいのであれば、女性ならシルクのペチコート、男性ならば綿素材のステテコタイプの下着をインナーとして着用することで、汗の張り付きをカバーしてくれます。
太ももまでしっかりと覆われているものを選ぶのが大切です。
衣類消臭をする
汗をかくのは自然なことです。
ただし、その汗を放置すると臭いの原因になってしまいます。
自然に乾くのを待てる程度の汗量であれば、汗をかいた時に衣類消臭剤をシュッと吹きかけておくと臭いの発生を予防できます。
着替えを用意する
汗をかいた時の不快感をすぐに解消するのに一番手っ取り早いのは「着替え」です。
びしょびしょに汗をかいてしまった時用にあらかじめ着替えを用意しておくことをおすすめします。
濡れた衣類はそのまま丸めてビニール袋へ・・・にしてしまうと雑菌が繁殖しやすくなります。
風通しの良い場所に干すのが一番ですが、それが難しい場合にはロッカーの中で構わないので、衣類をハンガーに吊るしておくようにします。
タオルを用意する
椅子の素材がビニールのような、通気性のない素材の場合は椅子の上に一枚タオルを敷くと、それが汗を吸収してくれるためムレにくくなります。
タオルは数回使用したらこまめに洗濯するようにしましょう。
濡れたものを長く放置すると臭いの発生に繋がります。
デリケートな場所の発汗の放置は皮膚トラブルに繋がります
毎年必ず太ももに「汗疹」ができるという方も少なくないのではないでしょうか。
普段あまり日に当たらない場所は皮膚がとてもデリケートです。
ムレによって雑菌が増えてくるとそれだけで皮膚トラブルを起こすことがあります。
普段、少しの工夫を習慣化することにより回避できるものもたくさんあります。
股の汗がなんだか臭いと感じたら
股間にはアポクリン腺が密集しています。
そのため、ワキガ体質の場合には股間にもそれに似た臭いを発する可能性があります。
これを「スソガ」と呼びます。
スソガについては別途詳しく記載しているため、そちらの記事を参考にしてみてください。
あそこが臭い?スソワキガで悩まないために【対策】
股間の臭いの必需品「デリケートゾーン専用デオドラントクリーム」
世の中の女性の半数以上が、股間の臭いや黒ずみに悩んでいるそうです。
スソガでの臭い、生理中での臭い、ムレによる臭い。
女性の股間は臭いが出やすい環境にあります。
このお悩みを効果的に解決してくれるのがデリケートゾーンに使えるデオドラントクリーム。
人気なのは「プリンセスアンダー」。
臭いだけではなく、抑汗効果も高いので股間のムレにも効果があります。
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まとめ
股間・お尻・太ももの汗は誰でもかくものです。
上手に対策をしてストレスを軽減できることが汗を減らすことにも繋がります。
快適に過ごすためにも、自分に合った汗対策をぜひ見つけていきましょう。