ワキガ対策の裏ワザ

耳垢が臭いのとワキガって関係ある?耳垢の正しいケアとは

耳垢のケア方法
耳―。
耳が臭いかどうかなんて気にしない方が大半だと思います。

しかし、実は耳は「臭いスポット」だと知っていましたか?

ワキガ体質の方は耳のアポクリン腺が活発です。
耳垢とワキガは上記したように密接な関係があります。
耳垢が湿っている方の多くはワキガ体質だというのは、ワキガ保有者のほとんどの方がご存知なのではないでしょうか?

でも・・・
耳垢が臭いのとワキガは関係があるのでしょうか?

ここでは耳垢とワキガの関係、
そして耳垢が臭くなる原因、正しいケア方法についてまとめたいと思います。

ワキガさんの耳垢が湿っている理由

ワキガの原因となる「アポクリン腺」という汗腺。
これは体のごく一部にしか分布しません。

耳、脇、乳頭付近、陰部など。
このラインをマンマリーラインと呼びますが、このラインの始まりは「耳」。

そう、アポクリン腺は耳にも分布します。
ワキガ体質の方はこのアポクリン腺の数が多い、または活動が活発です。

ワキガとは脇の下のアポクリン腺が活発な場合ですが、同時に耳のアポクリン腺も活発な場合が多いのです。
結果、ベトベトとした通称「あめ耳」はワキガさんに多いということになります。

しかし、あめ耳だから100%ワキガかというとそうではありません。
耳の中には皮脂腺があり、そこからの分泌が活発な場合にもあめ耳になります。

必ずしもアポクリン腺ンだけがあめ耳になる原因ではありません。
しかし、ワキガは遺伝的要素があります。

父や母または両親がワキガ体質であめ耳の場合、子供があめ耳であればそれはアポクリン腺の活発化が原因となっている可能性が高いと言えます。

ワキガ体質の耳垢は臭いか?

人によります。
アポクリン腺から分泌される汗自体は実は無臭です。
ではなぜアポクリン腺の汗が臭いとされるのかと言えば、アポクリン腺から分泌される汗はワキガ菌の大好物だからです。

99%水であるエクリン腺からの汗と違い、アポクリン腺から分泌される汗には脂質・蛋白質などが多く含まれています。
これをエサにしてワキガ菌が増殖します。
そしてこれを分解することで、臭い成分を発生させているのです。

耳の中にトラブルがなく、菌が発生しにくい環境であれば例えワキガ体質であったとしても耳垢はワキガ臭はしません。
逆にワキガ体質でなくとも、菌が発生しやすい環境であれば耳垢は臭いを発生してしまう場合もあります。

じゃあ耳垢が臭くなるのはどんな場合?

耳の中に雑菌が繁殖しやすい環境を作ると耳垢、というより耳全体が臭いやすくなります。
以下は耳が臭いやすい方の傾向をまとめました。

耳内の皮脂腺が活発な方

耳には皮脂腺が多いです。
皮脂腺というのは、肌の乾燥を防ぐために油分を補い、肌を紫外線や雑菌から保護してくれます。
しかし、皮脂はそれ自体が臭いやすい存在。
加齢臭とも呼ばれる臭いは皮脂が酸化した臭いだと言います。

耳内の皮脂腺が活発だと、耳垢や耳の中がこの加齢臭に似た臭いになることがあります。

耳を洗わない方

意外と多い耳の「洗い忘れ」
耳にお湯が入ると聞こえが悪くなったりと不都合が多いです。
それを心配するあまり、お風呂に入っても耳周辺を洗わない方は少なくありません。

耳の中までお湯で洗うのは中耳炎などのリスクになりますが、耳の裏、耳のシワが集まった「耳介」の部分などは皮脂や垢が溜まりやすい部分です。
石鹸をつけてタオルや指で洗いましょう。

お風呂上りに耳を湿ったまま放置してしまう方

お風呂上りは綿棒で水分をオフ

耳は入り組んだ構造をしているため、水分が入ったまま放置してしまうと、湿った状態が続きます。
そこに雑菌は繁殖すると臭いの原因に。
お風呂上りは綿棒で優しく耳についた水分を拭きとるようにしましょう。

耳掃除が頻繁な方

耳掃除の道具

耳の掃除が大好きな方は少なくありません。
しかし、過剰に耳を掃除することで、耳の中に傷を作ってしまうことがあります。

その傷に雑菌は繁殖すると、耳が臭うことがあります。
耳の掃除は基本的には月に1回で十分とされています。

また耳垢腺は耳の出口から1cmまでところにしかありません。
このようなことからも、あまり深くまで耳かきを入れず、耳の出入り口1cm以内を目処に掃除するようにしましょう。

耳周囲の病気がある方

耳の解剖図
外耳炎・中耳炎がある場合も耳の臭いが出やすくなります。
炎症が起こるところに雑菌はつきもの。
これが臭いの原因となっている可能性があります。

耳垢が臭いだけではなく、耳の痛み、聞こえの悪さなどが伴うようであれば、医療機関を受診しましょう。

耳を臭わせない3原則

・お風呂では耳介・耳裏を石鹸で洗う
・お風呂上りは綿棒で水分を吸い取る
・耳のトラブル(痛み・聞こえの悪さなど)は放置しない

まずはこの3点を実践してみてください。
清潔で健康な耳を維持できれば、臭いの問題も同時に解決できることが多いです。