ワキガ対策の裏ワザ

ワキガはなぜ臭う?ワキガの原因には種類がある

ワキガの臭いの種類

スポンサードリンク



○この記事は約3分で読めます。

ワキガの臭い対策を効果的に行うためにはワキガの原因(科学的根拠)を正確に把握する必要があります。

原因を把握すれば、なぜこのような対策が効果的なのかが分かるだけではなく
より効果的に対策するにはどうしたらいいか、自分のワキガにはどのような対策が重要になるかなどがおのずと見えてきます。

そのような意味を込めて、ここでは一緒にワキガの原因を勉強しましょう。

ワキガの基本的なメカニズム

ワキガ原因について解剖図

ワキガ臭の原因はアポクリン腺から分泌された汗

ワキガの臭いは「アポクリン腺から分泌された汗」に原因があります。

アポクリン腺とは・・・汗腺の一つ。
汗腺は大きく分けてエクリン腺とアポクリン腺に分類されます。
アポクリン腺は別名大汗腺と呼ばれ、エクリン腺(小汗腺)よりも体の深部に位置します。
エクリン腺が毛根とは無関係に分布するのに対し、アポクリン腺は毛根に出口を持ち、毛穴から表皮に出てきます。



アポクリン腺から分泌される汗には炭水化物、たんぱく質、脂質、鉄分、アンモニアなどが混じって分泌されます。
その内容から、分泌と同時に臭うような気がしますが、実は分泌された時には無臭の汗。
表皮の常在菌がアポクリン腺から分泌された汗を分解することで、ワキガ臭が発生します。

ワキガの人はこのアポクリン腺が非ワキガの人に比べ数が多く、またアポクリン腺自体も大きいと言われています。

多毛の人はワキガが多いとされますが、毛が多いことで雑菌が繁殖しやすく結果、臭気として発生しやすい環境になると考えられます。
傾向はあるものの、多毛とワキガは相関関係にあるとはいい切れないのが現状です。

アポクリン腺の分布

エクリン腺は全身のいたるところに200~500万個分布するのに対して、アポクリン腺は局所にしか分布していません。
その場所はわきの下、乳首、陰部、肛門周囲、耳の中・裏など。

そのため、これらの場所においてもワキガ臭を発生させる可能性があります。
わきの下の臭いをワキガというのに対して、乳首周辺は「チチガ」、陰部周辺では「すそワキガ」、肛門周囲は「シリガ」などと呼びます。
ちなみに「ワキガ」「チチガ」などは俗称であり、「腋臭症」が正式名称になります。

よく耳の垢が湿っている人はワキガだと言われるのは、耳の中にアポクリン腺が多い人=ワキガという理屈によるもの。
一理ありますが、100%ではありません。
耳垢が湿っていてもワキガではない人もいます。

ワキガ臭は大きく分けて3種類に大別されます

ワキガといえば、タコスと似た匂い(スパイシー臭と言われる)が代表的ですが、実はその臭いの種類は大きく3つに大別されます。

臭気 臭気例 臭気物質 発生メカニズム
スパイシー臭 タコス、カレースパイス 3-ヒドロキシ-3-メチルヘキサン酸 臭気物質とアミノ酸の一種「グルタミン」が結合した汗腺分泌物が、皮膚の細菌によって分解されて発生
硫黄臭 鼻をつく臭い、硫黄 3-メチル-3-スルファニルヘキサン-1-オール 不明
脂肪酸臭 古い雑巾臭 3-メチル-2-ヘキセン酸 臭気物質とアミノ酸の一種「グルタミン」が結合した汗腺分泌物が、皮膚の細菌によって分解されて発生

このうち、脂肪酸臭は肉を多く食べる食習慣の場合、悪化する傾向があります。
メンタルストレスが上昇すると、どの臭気においても悪化する傾向がありました。

皮膚常在菌の種類によっても臭いの程度が変わる

非ワキガの人の皮膚常在菌はミクロコッカス科に属するブドウ球菌が多いのに対し、ワキガの人の皮膚常在菌はコリネバクテリウム属のジフテロイド菌が多い。

表皮ブドウ球菌が分解した汗は酢酸が多くなりややすっぱい臭い。(いわゆる汗臭い)。
それに対し、ジフテロイド菌が分解した汗はジメチルジクラソン、カプリン酸などの刺激臭(ワキガ臭)となる。

ジフテロイド菌を殺菌するには塩化ベンザルコニウムという消毒液が効果的。
これは病院などで、手にシュッと吹きかける消毒液としてよく見かけます。

消毒液をワキに直接塗りつけると、匂いを分解するジフテロイド菌が不活化するため効果があるとされていますが、多様するとその他の皮膚常在菌も死滅するため、使用には注意が必要だと言えます。

まとめ

・ワキガの原因となるのはアポクリン線から分泌される有機物が多く含まれる汗。

・アポクリン腺の汗は無臭で分泌し、常在菌により分解されることで臭気を発生させる。

・耳垢が湿っている人が100%ワキガというワケではない。

・肉食に偏っている人は脂肪酸臭ワキガになりやすい。

・メンタルストレスはワキガ臭を悪化させる。

・ワキガ臭を発生させるジフテロイド菌の殺菌には塩化ベンザルコニウムが有効。

・ムダ毛が多いと雑菌繁殖しやすく、結果臭気の悪化に繋がる。



これらのことからワキガ対策としては
殺菌・食生活の改善・ムダ毛の処理が重要だとわかります。
言い換えれば、これらがしっかりと対策されることで、ワキガの原因は効率的に減らせるということになります。


HOMEに戻る